はじめに
エクセルと聞くとちょっと難しそう...と感じるかもしれませんが、実はとても便利で使いやすいツールなんです。 本記事では、エクセルの基本的な使い方から関数、グラフの作成まで初心者向けに解説していきます。 エクセルを1度も使ったことのない初心者からもっと深く学びたい上級者まで役立つような内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事でわかること
- エクセル(Excel)の基本操作
- 計算と関数の基本
- 表とグラフの作り方
- データ管理とデータベース機能
- 便利なショートカットキー
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、高性能の再生パソコンを4万円台から販売しています。
エクセル(Excel)とは?
エクセル(Excel)はMicrosoft社が開発・販売している表計算ソフトです。パソコンで表作成や数式計算をするときに使うソフトとしては最も主流で、多くの便利な機能を兼ね備えています。 また、作成した表やグラフを印刷することも可能です。
使用の際にはMicrosoftアカウントが必要となります。Microsoftアカウントの作成方法については以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
エクセル(Excel)の基本知識
ここでは、エクセルの基本的な知識を紹介します。まず、エクセルを起動して「新規作成」をクリックすると以下のような画面になります。
画面中央に大きく表示されているのが「ワークシート」です。 ワークシート内の一つひとつのマスのことを「セル」と言います。 エクセルでは、セルに数式やデータを入力して表計算を行います。
ワークシートの上に表示されているアルファベットを「列番号」、 左側に表示されている数字を「行番号」といいます。 エクセルでは、列番号と行番号を参照することでセルの場所を指定します。下の画像の例では、 C列の2行目なので、「C2」のセルと表現します。
計算と関数の基本
ここでは、基本的な四則演算の計算方法と初心者が覚えておきたい関数を紹介します。
エクセルを使いこなすなら、基本的な関数はぜひマスターしておきましょう。
足し算、引き算、掛け算、割り算
計算を行う場合、結果を表示したいセルに「=」を入力します。さらに数式を入力してエンターを押すことで、計算結果が出力されます。
以下の表に、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をするための記号(演算子)を紹介します。
足し算 | + |
引き算 | - |
掛け算 | * |
割り算 | / |
では、実際に計算してみましょう。
ここでは、例として「$6\div3+5\times2=12$」を計算してみます。 1つのセルを選択し、「=6/3+5*2」と入力してみましょう。
Enterキーを押すと、セルに計算結果が出力されました。
合計や平均などの数値計算をする関数
では次に、エクセルでよく使われる関数を紹介します。 関数とは、複数のセルから値を計算したり、特定の値を検索するために使う特殊な計算式です。 記事後半では、実際の使用例も紹介していますので、そちらも参考にしてください。
SUM関数 - 合計値
=SUM(数値1, 数値2, ...)
選択した範囲の合計を出力します
AVERAGE関数 - 平均値
=AVERAGE(数値1, 数値2, ...)
選択した範囲の平均を出力します
MAX / MIN関数 - 最大値・最小値
=MAX(数値1, 数値2, ...)
選択した範囲の最大値を出力します
MAX()をMIN()に変更ことで最小値を出力することもできます
ROUND関数 - 四捨五入
=ROUND(数値, 桁数)
指定して桁まで表示されるように数値を四捨五入します
条件によって分岐する関数
IF関数
=IF(条件, 条件を満たす場合の出力, 条件を満たさない場合の出力)
条件を満たすかどうかによって、異なる答えを出す関数です
SUMIF
SUMIF(条件, 値1, 値2, ...)
選択範囲内で、条件を満たすセルの合計値を出力します
他のセルから値を検索する関数
VLOOKUP関数
=VLOOKUP(検索したい値, 検索範囲, 列番号, 検索方法)
表から特定のデータを簡単に検索して取得することができます。具体的には、「縦方向を探索する」という意味を持ちます。
関数を使って計算してみよう!
では、実際に関数を使って表計算をしてみましょう。以下のAさんのテストの得点から、各教科の合計と平均を計算します。
科目 | 得点 |
---|---|
国語 | 72 |
算数 | 36 |
理科 | 87 |
社会 | 60 |
英語 | 57 |
はじめに、エクセルに上の表の通りに各科目の得点を入力して表を作成します。Aさんの各科目の合計得点を計算するには、SUM関数を使います。結果を出力したいセルに、「=SUM(」と入力してみましょう。
次に、合計値を計算する範囲をカーソルを使って選択します。選択された範囲が青色で表示されていればOKです。正しく範囲を選択できたらENTERキーを押します。
合計値が出力されました。
同じように、AVERAGE関数を使って平均値を計算してみましょう。先程計算した合計値を選択範囲に含めないように注意してください。
グラフを作ってみよう!
エクセルでは、データをもとにグラフを素早く作成する便利な機能があります。円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなど、用途に応じて様々なグラフを使い分けるようにしましょう。
ここでは、先程作成したAさんの表をもとに、各教科の得点を表す棒グラフを作ってみます。
カーソルを使って、Aさんの得点の範囲を選択します。得点のセルだけでなく、各教科の名前も範囲に含めるようにします。
画面上部のタブ一覧から「挿入」タブを選択し、「グラフ」の欄から棒グラフを選択します。すると、さまざまな棒グラフのスタイル一覧が表示されますので、好みのスタイルを選択します。
グラフが正しく表示されました。グラフタイトルは、わかりやすい名前に変更しておきましょう。
完成したグラフがこちらです。このように、エクセルでは簡単に様々なグラフを作成することができます。適切なグラフを作成し、プレゼン発表などに役立てましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。この記事を読んで、エクセルって実はそんなに難しくないんだと感じていただけたら嬉しいです。 基本の操作から、もっと進んだ関数やグラフの作り方まで、ひととおり触れてみました。 エクセルはただの表計算ソフト以上のもの。データを視覚的に表示したり、複雑な計算を瞬時にこなしたりと、使いこなせば使いこなすほどその便利さがわかるはずです。
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