はじめに
「パソコンがインターネットに繋がらず困っている」「なぜパソコンがインターネットに繋がらないのか?」そんな疑問や困りごとをお持ちの方は多いでしょう。調べ物やメールの送受信ができないと、非常に不便ですよね。
今回の記事では、パソコンがインターネットに繋がらない原因と、その対処法を具体的に解説します。対処法については、誰でも試せるものから、少し専門的なものまで、幅広く紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
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インターネットに繋がらない原因
|ブラウザのトラブル
そもそもブラウザとは?
Google Chrome(グーグル・クローム): Googleが提供しているブラウザです。
Mozilla Firefox(モジラ・ファイアフォックス): Mozilla Foundationが提供しているブラウザです。
Microsoft Edge(マイクロソフト・エッジ): Microsoftが提供しているブラウザです。
Safari(サファリ): Appleが提供しているブラウザです。
まれに、ブラウザ自体に問題が生じ、インターネットに接続できないことがあります。
|Wi-Fiが無効になっている
お使いのパソコンのWi-Fiがそもそも無効になっている場合があります。お使いのパソコンがインターネットに接続されているかどうかは、タスクマネージャーもしくは設定から確認することが可能です。
タスクマネージャーから確認する方法
|機内モードになっている
機内モードは、スマートフォンやタブレットなどの電子機器に搭載されている機能の一つで、飛行機内や医療施設など、無線通信が制限される場所で使用されます。機内モードをオンにすると、デバイスの無線通信機能が一時的に無効になります。具体的には、携帯電話の通話機能やデータ通信、Wi-FiやBluetoothなどのワイヤレス通信が一時停止されます。
機内モードがオンになっていないか確認してください。
|インターネット設定の誤り
Wi-FiのIDとパスワードが正しいか確認してください。WiFiのパスワードは、基本的にはルーター本体に記載されています。 機種によって記載箇所は違いますが、本体側面や底面にラベルが貼り付けてあり、そこに記載されていることが多いでしょう。 メーカーによって記載は違いますが、「KEY」や「PASS」、「暗号化キー」などの名称で記載されています。
|ルーターが正常に動いているか
そもそもルーターとは?
インターネットを接続するために必要な機器のことです。
LANケーブルの配線ミス
基本的にLANルーターを設置する業者が正しく配線するのですが、引っ越しや模様替えを行ったときに間違った配線になっている可能性があります。
2重ルーター
ご自宅にルーターが2台(以上)ある場合、同一のネットワークに2台以上のルーターが接続された状態のことを指します。回線速度の低下や通信が不安定になる可能性があるので、パソコン1台につき、1台のルーターを接続する必要があります。
|ドライバーの不具合
「ドライバー」とは、パソコンの部品、つまりハードウェアがうまく動くための指示を出す役割を果たすプログラムのことを指します。ちょうど車を運転する運転手のような存在です。もしパソコンがインターネットにつながらないとき、この「ドライバー」が古くなってしまっているか、壊れてしまっている可能性があります。そんな時は、新しいものに更新してあげましょう。
|セキュリティソフトの影響
セキュリティソフトは、パソコンをウイルスから守るための特別なプログラムです。でも、時々このセキュリティソフトの設定が強すぎると、インターネットにつながらなくなってしまうこともあります。そんな時は、その設定を見直してみましょう。
|パソコンが帯電している
パソコンがうまくインターネットにつながらない理由は、パソコン自体に電気が溜まってしまっているからかもしれません。これを「帯電」と言います。パソコンが帯電すると、ネット接続がうまく行かなかったり、他のいろいろな問題が起こることがあります。
そのような時は、パソコンから電気を放出(放電)すると問題が解決することがあります。
|インターネット契約料金の支払いができていない
インターネットにつながらないとき、うっかり料金の支払いを忘れてしまっているかもしれません。インターネットを使うには、毎月定められた料金を支払う必要があります。もし料金を支払わなかった場合、インターネットサービス会社はサービスを停止することがあります。
|通信障害
インターネットがつながらない原因の一つに、通信障害があるかもしれません。ルーター(インターネットに接続するための機械)はちゃんとつながっているのに、なぜかインターネットにつながらないときは、インターネットを提供している会社(プロバイダ)が何か問題を抱えているか、修理(メンテナンス)を行っているかもしれません。
インターネットの会社のウェブサイトやSNS(Twitterなど)を見て、情報を探してみましょう。また、問い合わせるときは、ルーターについているランプの色や、点滅しているかどうかを確認して、その情報を伝えられるように準備しておきましょう。ランプの色や点滅が何を意味するかは、ルーターの説明書に書いてあります。
|パソコン自体が壊れている可能性
これまでに説明した原因がどれにも当てはまらないとき、パソコン自体が故障しているかもしれません。
インターネットに繋がらない時の対処法
|ブラウザを変更する
まれに、ブラウザ自体に問題が生じ、インターネットに接続できないことがあります。その場合は、ブラウザを変更するだけで問題が解決される可能性があります。
|インターネット設定を見直す
インターネットに繋がらない時、そもそもインターネットにPCが接続されていない可能性もあります。インターネットの設定はタスクバー、またはwindow(窓マーク)から設定を開き、設定を変更することができます。
機内モードの解除
機内モードを解除するときは、タスクバーからの解除が簡単です。
IDとパスワードの再設定
IDとパスワードは、window→設定→「ネットワークとインターネット」から確認・変更することができます。
|パソコンの再起動
パソコンを再起動するだけで、問題が解決される場合もあります。スタートメニューを右クリックし、「シャットダウンまたはサインアウト」にカーソルを合わせ、「再起動」を選択してください。もし、PCの更新が済んでいない場合は「更新して 再起動」を選択してください。
|パソコンに溜まった電気を放出する
パソコンが帯電すると、ネット接続がうまく行かなかったり、他のいろいろな問題が起こることがあります。そのような時は、パソコンから電気を放出(放電)すると問題が解決することがあります。放電の方法は簡単です。以下の手順を試してみてください。
①パソコンを完全にシャットダウン(電源を切る)します。
②パソコンに接続しているすべての機器(マウス、キーボード、プリンターなど)を取り外します。
③そのまま5分放置します。
これでパソコンから電気が放出され、パソコンがリセットされます。その後、パソコンを再起動(電源を入れる)し、インターネットにつながるか確認してみてください。
|無線ルーター(アクセスポイント)とパソコンとの距離を縮める
Wi-Fiの電波が届く距離は通常、50~100m程度と言われています。Wi-Fiの機器(無線LANルーター)とパソコンの間の距離を近づけてみてください。ルーターとパソコンの距離を近づけることで、Wi-Fiの電波をより確実に受け取ることができます。無線LANルーターには、その電波が届く範囲があります。その範囲は、ルーターの機種や設定によります。ルーターを購入するときは、その範囲をメーカーのウェブサイトなどで確認してみましょう。また、すでに無線LANルーターを持っていて、その電波が届く範囲を広げたい場合は、「無線LAN中継器」を使うと良いでしょう。無線LAN中継器とは、Wi-Fiの電波を受けて再度送り出すことで、Wi-Fiの範囲を広げる機器のことを指します。
|トラブルシューティング
「トラブルシューティング」とは、パソコンがうまく動かないときにその原因を探し出して解決するための手段のことを指します。例えば、Windows 10 パソコンの操作システムには、「トラブルシューティング」機能がついています。この機能は、パソコンを使っている時に問題が起こったときに、その問題を見つけて自動的に直してくれるものです。この「トラブルシューティング」機能が対応できる問題はたくさんあります。例えば、「音が出ない」、「プリンター(印刷機)がうまくつながらない」、「Windowsアップデート(更新プログラム)がうまく行かない」など、様々な問題を解決することができます。
トラブルシューティングの起動方法
トラシューティングのを起動する方法は2つあります。
①スタートメニュー→「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」
②タスクバーにある下の検索窓🔍→「トラブルシューティング」と入力
実行方法
設定の「トラブルシューティング」画面に移ったら、(windows11の場合)「トラブルシューティング ツールの推奨設定」「推奨されるトラブルシューティングの履歴」「その他のトラブルシューティング ツール」と表示されます。
「その他のトラブルシューティング ツール」を開き、「インターネット接続」→「実行する」をクリックしてください。
|無線LANルーターの再起動
無線LANルーターに問題がある場合、無線ルーターを再起動すれば問題が解消される可能性があります。1度すべて電源を切り、再起動をしてみてください。
|配線を接続し直す
インターネットを使うためには、パソコンだけでなく、色々な機器が正しく接続されている必要があります。例えば、「モデム」(電話の信号をデジタル信号に変換する装置)や「ルーター」(複数のパソコンやスマホがインターネットに接続できるようにする機器)、「LANケーブル」(パソコンとルーターをつなぐケーブル)などです。もしかしたら、思いがけないところでケーブルが抜けているかもしれません。特に、「モデムやルーターの電源を入れ忘れ」や「LANケーブルを差し忘れる」は、よくあるミスです。それらが正しく接続されているか確認してみましょう。
|Wi-Fiの周波数帯域を変更する
Wi-Fiの周波数帯域とは
Wi-Fiは、特定の電波を使ってインターネットとパソコンやスマートフォンなどをつなげます。この特定の電波を「周波数帯域」といいます。
しかし、Wi-Fiを使っていても、接続がうまくいかなかったり、速度が遅かったりすることがあります。それはWi-Fiの電波(周波数帯域)が関係しています。Wi-Fiの電波と通信速度はとても密接な関係があるのです。
Wi-Fiの電波には、2つの主な種類があります。それが「2.4GHz」と「5GHz」です。これらは、Wi-Fiの電波をつかさどる規則(通信規格)である「IEEE802.11」の中で使われるものです。2.4GHzと5GHzという数字は、それぞれの電波の振動の速さを表しています。これら2つの周波数帯域は、それぞれ違った特性を持っています。これら2つをうまく使い分けることで、より快適にインターネットを使うことができます。
5GHzのほうが通信速度が高速なため、そちらで設定されている方も多いのではないでしょうか。その場合は2.4GHz帯にしか対応していないPCでは、電波をキャッチすることができません。適切な周波数帯域に変更する方法をご紹介します。
PCからWi-Fi周波数帯域を切り替える方法
- Wi-Fiを使う環境によって、PCの設定でどの周波数帯を使うかを切り替えることができます。以下に、その手順を説明します。
- まず、PCの画面左下にあるスタートボタンを右クリックして、「デバイスマネージャー」を選択します。デバイスマネージャーとは、PCに接続されている機器を管理するためのツールです。
- 次に、「ネットワークアダプター」を探します。「ネットワークアダプター」は、PCがインターネットに接続するための部品です。
- そこに「無線LANアダプター」という項目があります。これがWi-Fiを使うための部品です。その右クリックメニューから「プロパティ」を選択します。「プロパティ」とは、その部品の詳細な設定や情報を見るためのものです。
- すると、「(無線LANアダプター)のプロパティ」画面が表示されます。そこで「詳細設定」のタブの「プロパティ」から「優先バンド」を選択します。「優先バンド」とは、どの周波数帯を優先して使うかを決める設定です。
- 右側の値(V)から①2.4 GHz バンドの優先(周波数帯域 2.4 GHz を優先する)②5 GHz バンドの優先(周波数帯域 5 GHz を優先する)を選び、OKボタンをクリックします。これで、設定が完了です。
|ドライバーを更新する
パソコンの左下にある「スタートメニュー」(窓のマークが描かれたボタン)をクリックして、「デバイスマネージャー」と入力して検索します。この「デバイスマネージャー」は、パソコンの全ての部品を管理する場所です。
「デバイスマネージャー」を開くと、いろいろな部品の名前が並んでいますが、その中から「ネットワークアダプター」を探します。「ネットワークアダプター」は、インターネットにつながるための部品です。その「ネットワークアダプター」を右クリックして、「ドライバーの更新」を選びましょう。これで新しいドライバーに更新できます。
|セキュリティソフトの設定を変更する
インターネットにつながらない時、一時的にセキュリティソフト(PCをウイルスなどから守るソフトウェア)を使わないようにすると、つながる場合があります。セキュリティソフトを使わないようにすることを「無効化」といいます。
使っているセキュリティソフトの設定を無効に変えてみましょう。もしくは、セキュリティソフトを一時的にPCから取り除いてみる(これを「アンインストール」といいます)のも一つの方法です。
ただし、セキュリティソフトを無効化したりアンインストールしたりすると、PCがウイルスに感染する可能性が高くなるため、注意が必要です。
セキュリティソフトを無効にする方法
セキュリティソフトを無効にする具体的な方法は、Microsoftの公式サイトをご覧ください。以下のリンクからアクセスできます。Microsoft公式サイト
|未納料金を支払う
インターネットに接続できない時、インターネット料金を滞納している可能性もあります。未納分の料金を支払えば、すぐに回線が回復します。
|通信障害が解消するまで待つ
インターネットがつながらない原因の一つに、通信障害があるかもしれません。インターネットの会社のウェブサイトやSNS(Twitterなど)を見て、情報を探してみましょう。また、問い合わせるときは、ルーターについているランプの色や、点滅しているかどうかを確認して、その情報を伝えられるように準備しておきましょう。ランプの色や点滅が何を意味するかは、ルーターの説明書に書いてあります。
|パソコンの修理もしくは買い替え
上記の方法を試しても解決しない場合は、パソコン本体の故障が考えられます。パソコンのご購入を検討されてはいかがでしょうか。
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