【Windows10】パソコンが重くなった時の原因と解決する方法
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「パソコンが重い時の原因は何?」「パソコンが重い時はどうしたらいいの?」等の疑問に答えていきます。
この記事で分かること
・パソコンが重い時の原因
・パソコンが重い時の対処法
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
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はじめに
今回は「パソコンを買った時よりも、いつの間にかパソコンが重く(動作が遅く)なっている気がする」という方に向けて説明しています。
マルチタスク・動画編集・オンラインゲーム等の用途で使用した場合に動作が遅くなっている方は、お使いのパソコンのスペックを越える作業を行っているため、動作が遅くなっている可能性が高いです。
その場合、メモリを増設したり用途にあったパソコンに買い替えたりする方が良いかもしれません。
パソコンが重い時の原因
原因は主に下記の通りです。
・部品が経年劣化等によって故障しているまたは一時的に不具合が生じている ・バックグラウンドでアプリケーションが作動している ・ファイルの断片化が起こっている ・メモリの容量が不足している |
それぞれ詳しく説明します。
部品が経年劣化等によって故障しているまたは一時的に不具合が生じている
一般的にパソコンの寿命は3~5年と言われています。またパソコンは精密機器ゆえにわずかな衝撃でも壊れることがあります。
よくフリーズする場合は、正常に処理できなくなっている可能性が高いです。
バックグラウンドでアプリケーションが作動している
バックグラウンドとは、見えないところでアプリケーションが継続的に処理を行っていることを指します。
バックグラウンドで作動しているアプリケーションによって、CPUに負荷がかかり、動作が遅くなる場合があります。
ファイルの断片化が起こっている
ファイルの断片化とは、本来はハードディスクにAとして保存されるはずのファイルが、A(1)・A(2)のようにバラバラになった状態で保存されてしまうことを指します。
断片化が発生する原因は、ハードディスクの容量が少ないことです。わずかな隙間にファイルを詰め込もうとするがあまり、ファイルの断片化が起こってしまいます。
断片化が進むと、1つのファイルを読み込むだけでもハードディスクに負荷がかかり処理速度が低下する場合があります。
メモリの容量が不足している
メモリは、CPUで処理するデータの一時保管等の役割を果たしています。メモリの役割は机の上に例えられることが多く、机の上が広いほど複数の資料を広げて作業ができるように、メモリが大きいほど素早く同時に複数の作業ができます。
メモリの容量が不足すると処理速度が低下してしまうので、パソコンの動作が遅くなったと感じるようになります。特に4GBのメモリが搭載されたパソコンを使用する方は、メモリの容量不足に悩まされる可能性が高いです。
パソコンが重い時の対処法
対処法は主に下記の通りです。
・トラブルがないかスキャンする ・パソコンを再起動する ・使用していないブラウザのタブを閉じる ・バックグラウンドで作動しているアプリケーションを終了させる ・使用していないプログラムをアンインストールする ・スタートアッププログラムを無効にする ・視覚エフェクトを最適化する ・パソコンの熱を取り除く ・Windowsをアップデートする ・ディスクのクリーンアップをする ・メモリを増設する ・OSを再インストールする |
パソコンが重くなった場合、対処法は複数存在します。前半に説明している対処法の方が手軽にできるので、そちらから試してみて下さい。
それぞれ詳しく説明します。
トラブルがないかスキャンする
「デバイスのパフォーマンスと正常性」からパソコンに何らかのトラブルが生じているかどうかを簡単に確認することができます。
確認する手順
1.「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を開きます。
2.「Windowsセキュリティ」を選択して「デバイスのパフォーマンスと正常性」をクリックして確認します。
正常であれば、「問題ありません」と表示され、トラブルが見つかった場合は「!」と表示されます。画面に表示されている手順で対応することで改善する可能性があります。
パソコンを再起動する
パソコンを再起動させるだけで、不具合が解消され、動作が早くなる場合があります。
急にパソコンの動作が遅くなった等の一時的なトラブルの場合、解決する可能性が高いです。
使用していないブラウザのタブを閉じる
使用していないブラウザのタブを閉じることで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
バックグラウンドで作動しているアプリケーションを終了させる
ブラウザ同様、バックグラウンドで作動しているアプリケーションを終了させることで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
バックグラウンドで作動しているアプリケーションを終了させる手順
1.Windowsのアプリの「Windowsシステムツール」の中にある「タスクマネージャー」を開きます。
2.「プロセス」というタブの「バックグラウンドプロセス」の欄から実行中の不要なアプリケーションを選択して「タスクの終了」をクリックします。
使用していないプログラムをアンインストールする
使用していないプログラムをアンインストールすることで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
使用していないプログラムをアンインストールする手順
1.Windowsのアプリの「Windowsシステムツール」の中にある「コントロールパネル」を開きます。
2.「プログラムのアンインストール」を開きます。
3.「プログラムのアンインストールまたは変更」が表示されるので、必要のないプログラムを選択し、次に進むことで削除することができます。
プログラムによっては、パソコン購入時からインストールされているものもあるため、むやみやたらにアンインストールしてしまうとパソコンの動作に影響を与える可能性があります。
自分でインストールしたプログラム以外をアンインストールする時は、アンインストールする前に削除しても問題ないプログラムか調べることをおすすめします。
スタートアッププログラムを無効にする
スタートアッププログラムとは、パソコンを立ち上げた時に自動で立ち上がるアプリケーションです。
スタートアッププログラムを無効にすることで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
スタートアッププログラムを無効にする手順
1.Windowsのアプリの「Windowsシステムツール」の中にある「タスクマネージャー」を開きます。
2.「スタートアップ」のタブを選択します。
3.無効にしたいアプリを選択して「無効にする」をクリックします。
視覚エフェクトを最適化する
視覚エフェクトとは、音楽に合わせて動くアニメーションを指します。使用していない方の方が多い機能だと思います。
視覚エフェクトを最適化することで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
視覚エフェクトを最適化する手順
1.Windowsのアプリの「Windowsシステムツール」の中にある「コントロールパネル」を開きます。
2.「システムとセキュリティ」から「システム」を選択し、「システムの詳細設定」をクリックします。
3.「詳細設定」タブのパフォーマンスの「設定」をクリックし、「視覚効果」の「パフォーマンスを優先する」を選択して「OK」をクリックします。
パソコンの熱を取り除く
パソコンの熱を取り除くことで、CPUの負担が抑えられ、動作が早くなる場合があります。
パソコンが熱くなる主な原因は、部品の故障やホコリの詰まりです。部品の故障が原因であれば修理店に相談する必要がありますが、ホコリの詰まりが原因であれば自力で解決できる可能性が高いです。
熱を取り除く方法については、下記の記事をご覧ください。
>>パソコンが熱い時は冷やすべき?熱くなる原因と対策・対処法を解説
Windowsをアップデートする
Windowsをアップデートすることで、ソフトウェアが最新の状態に更新され、動作が早くなる場合があります。
Windowsのアップデートは基本的に自動で行われますが、稀に最新の状態になっていないことがあります。
Windowsをアップデートする手順
1.「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を開きます。
2.「Windows upddate」を開き、最新の状態にアップデートできているかを確認します。
最新の状態の場合は「最新の状態です」と表示され、それ以外の場合は更新が必要なので、時間のある時に「今すぐインストール」をクリックして更新してください。
Windows Updateについては、下記の記事をご覧ください。
>>【パソコン購入後の初期設定で必須】Windows updateの方法
ディスクのクリーンアップをする
ディスクのクリーンアップとは、不要なファイルを削除し、ハードディスクの空き容量を増やすことを指します。
ディスクのクリーンアップをすることで、ハードディスクの負荷が抑えられ、ファイルの分断化の解消&動作が早くなる場合があります。
ディスクのクリーンアップをする手順
1.Windowsのアプリの「Windows管理ツール」を選択し、「ディスククリーンアップ」をクリックします。
2.削除するファイルにチェックを付けて「OK」をクリックします。
メモリを増設する
メモリの増設を行うことで、メモリの容量不足が解消され、動作が早くなる場合があります。
メモリの増設自体は簡単ですが、慣れていないとトラブルに繋がる可能性もあるため、無理をせず修理店に相談してください。
OSを再インストールする
OSを再インスト
OSとは、コンピュータを動かすためのソフトウェアを指しています。WindowsやMac OSが有名です。
OSを再インストールすることで、不具合が解消され、動作が早くなる場合があります。
OSを再インストールする手順
1.「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を開きます。
2.「回復」を開きます。
3.「このPCを初期状態に戻す」と表示されているので、「開始する」をクリックして実行します。
OSを再インストールする時は、必ずバックアップを作成しておきましょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
>>【バックアップの方法】万が一、パソコンが故障した時のために
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回紹介した方法でも直らない場合、他の原因が考えられるため、メーカーまたは販売代理店、修理店に相談してください。
もし、長年使ったパソコンであれば、買い替えを検討したほうが良いかもしれません。パソコンの寿命は3~5年と言われており、修理代を出すよりも新しく購入した方がお得な場合があります。
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