この記事でわかること
- WPS Office2とは?
- Microsoft Officeとの違いは?
- WPS Office2はどんな人におすすめ?
執筆者情報
この記事はPC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、Core i3やCore i5のCPUで、SSD搭載済み、メモリ8GBの再生パソコンを39,800円から販売しています。15日間の返金制度、業界最長クラスの1年間の動作保証も付いているので、是非ご検討ください!
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はじめに
Microsoft Officeを安価に使ってみたいと思ったことはありませんか?
純正のMicrosoft Officeはサブスクリプション版でも約年13,000円、買い切り版では約38,000円です。
もっと手軽にOfficeソフトを使いたい!そんな時にはサードパーティ製のOfficeの導入を検討してみましょう。
今回は、格安のOffice互換ソフトである「WPS Office 2」について紹介します。
WPS Office 2とは?
WPS Office 2とはKINGSOFT社が販売する格安のMicrosoft Office互換製品です。
KINGSOFT社は中国に本社がある大手IT企業で、Office互換製品として12年連続売上1位となっています。
WPS Office 2には4つのソフトが含まれています。




WPS Office2 3つの特徴
抜群の互換性
WPS Office 2は機能面、操作性、デザイン面すべてにおいてMicrosoft Officeに限りなく近づけられています。そのためMicrosoft Officeに慣れている方でも違和感なく使うことが可能です。
また、ファイルの保存形式は.docx(Word)、.xlsx(Excel)、.pptx(PowerPoint) を選択することができます。したがって、Microsoft Officeで作成したファイルの閲覧及び編集が可能です。
軽快な動作
WPS Office 2はMicrosoft Officeと比べて、本当に必要な機能しか搭載していません。したがってMicrosoft Officeよりも軽快な動作が可能となっています。作業中にストレスを感じることはなくなるでしょう。
マルチデバイス対応
さらにWPS Office 2はマルチデバイスに対応しています。WPS Office2 for Windowsのシリアルコードを持っていれば、加えてスマートフォン用のWPS Office2アプリも使うことができます。メインの作業はPCで行い、外出中の空き時間などにスマートフォンを利用して書類の編集を行うといった使い方が可能です。
Microsoft Officeとの違いはある??
インターフェイス
Microsoft officeと WPS Office 2のインターフェイスにはほとんど違いがありません。操作感についても驚くほど忠実に再現されているため違和感がありません。
それぞれのリボン部分(上部に表示される編集機能など)の実際の表示を比較してみました。
Microsoft Wordの画面

WPS Writerの画面


Microsoft PowerPointの画面

WPS Presentationの画面


Microsoft Excelの画面



Microsoft Officeで作成したファイルを実際にWPS Office 2で開いてみたところ、問題なく閲覧や編集することができました(極まれにフォントが変更されるケースがあるようです)。
フォント
Microsoft Officeでよく使われるフォント29種類は「基本フォント」としてすでにWPS Office 2にインストールされています。
基本的なフォントが共通しているため、Microsoft Officeで作成したファイルをWPS Office 2で開く際も、レイアウトが変わることはほとんどありません。また、外部のフリーサイトなどから新しく好みのフォントを追加することも可能です。
関数
WPS Office 2でもMicrosoft Officeと同様に家計簿をつけたり、グラフを使った健康管理などを行うことができます。また年賀状を書く際の住所管理にも使うことができます。
さらに、Microsoft Excelと同様に以下のような関数やフィルター機能も用いることができます。
SUM関数:数値の合計
AVERAGE関数:平均
MAX関数:最大値
MIN関数:最小値
COUNT関数:数値が含まれるデータの個数を数える
ROUND関数:数値の四捨五入
一部、VBAや高度なマクロ等は使用することができませんが、事務管理などの実用面では問題ありません。
中古パソコンに搭載されていることが多いのはなぜ?
正規のMicrosoft Officeが搭載されたパソコンの場合、軽快な動作をするスペックであれば10万円程度もすることが多いです。そこで多くの中古パソコンはMicrosoft OfficeではなくWPS Office2を搭載し販売することで、機能性と安価な価格を両立しているのです。
よくあるお困りごと
お困りごと①:WPS Office用のテンプレートを見つけるには?
既存のテンプレートを使う方法
WPS Office2には標準で使えるテンプレートが用意されています。次の手順でテンプレートを使うことができます。
①メニューから「テンプレートから作成」をクリック
②「ローカルテンプレート」から使いたいものを選択してクリック
③選択したテンプレートが読み込まれ編集可能になります。
その他のテンプレートを探す方法
WPS Office2の製造元であるキングソフト社がさまざまなテンプレートを提供しています。手順は以下の通りです。
①キングソフトのページにアクセスする
②「テンプレートを探す」の欄にキーワードを入力して検索 (例:はがき)
③好きなテンプレートを探して「今すぐテンプレートを使う」をクリック
④テンプレートがダウンロードされるので、「開く」をクリック
⑤選択したテンプレートを使用できるようになります。
お困りごと②:Microsoft Officeで開きたいファイルがWPS Officeで開かれてしまう
WPS OfficeとMicrosoft Officeがインストールされているパソコンでファイルを開こうとした場合、初期設定では「WPS Officeで優先的に開く」ようになっています。WPS Officeが搭載されたパソコンを購入したあと、Microsoft Officeを新たに購入してインストールした場合などに起こるトラブルです。優先的に開く設定を解除する方法をご紹介します。
①パソコン左下のスタートボタンをクリック
②「WPS Office」のフォルダをクリック
③「詳細設定」をクリック
④「詳細」をクリック
⑤「WPS Officeを他社システム、ソフトウェアに埋め込みます」のチェックを外す
⑥「OK」をクリック
この操作を行うことで、Microsoft Officeで作成されたファイルはWPS OfficeではなくMicrosoft Officeで開かれるようになります。
WPS Office 2はどんな人におすすめ?
WPS Office 2はMicrosoft Officeとほとんど同じような感覚で使うことができます。
Writerを使えば年賀状づくりや書類作成が簡単に!
Spreadsheetsを使えば家計簿や健康管理もラクラク!
Presentationを使えばおしゃれなポスターや発表資料まで作れます!
学生の方やビジネスパーソンをはじめとするすべての方におすすめできます。ただし、高度なマクロを使われる方や、MOS等を受験される方はMicrosoft Officeを使うのがよいでしょう。
まとめ
WPS Office 2は非常に使い勝手の良い製品です。PC nextが販売するすべての再生PCには無料でWPS Office 2が搭載されています。シリアルコードも入力済みで、シリアルカードも添付しているため初期化した際にも再度ご利用いただけます。15日の返金制度もあるので気になる方はぜひ利用してみてください!
PC nextでWPS Office2が搭載されたパソコンをご購入の方へ
弊社で販売するパソコンは、WPS Office2の初期認証を完了した状態で出荷しています。そのため基本的にお客様は、製品到着後はWPS Office2を認証なしで使うことができます。
しかし極稀にWPS Office2の仕様上、お客様ご自身で再度認証を行っていただかなければならないことがございます。認証にはインターネット接続が必要となります。そのため、一部の環境ではオフライン状態でWPS Office2をご利用いただけない場合があります。
お客様にはご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。