【パソコンがフリーズ】電源が切れない・強制終了できない時の対処法
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「パソコンがフリーズしたけどなんで?」「フリーズした時はどうしたらいいの?」等の疑問に答えていきます。
この記事で分かること
・パソコンがフリーズした時の原因と対処法
・パソコンがフリーズしないようにする方法
・頻繁にフリーズする場合に取るべき行動
フリーズはしていないが、極端に動作が遅い場合の解決方法をこちらで紹介しています。是非ご覧ください。
>>Windows10パソコンが重い時の原因と解消法
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、高性能の再生パソコンを42,800円から販売しています。
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パソコンがフリーズした時の原因
主な原因は、下記の通りです。それぞれ詳しく説明していきます。
・メモリの容量不足 ・グラフィックドライバーの不具合 ・パソコンの熱暴走 ・ウイルスに感染 ・ハードディスクの容量不足や不具合 ・Windows updateの不具合 ・アプリケーションの不具合 |
メモリの容量不足
メモリは、CPUで処理するデータの一時保管等を行っています。
メモリの容量が不足すると、処理速度が低下し、フリーズに繋がる可能性があります。
特に4GBのメモリが搭載されているパソコンを使用している方は、メモリの容量不足に悩まされる傾向にあります。
グラフィックドライバーの不具合
グラフィックドライバーは、簡単に言うと、画面を表示するために重要なソフトを指します。
何らかの不具合によって、グラフィックドライバーが正常に機能しなくなった場合、画面表示がおかしくなり、フリーズした状態になります。他のシステムが正常に動いていても、画面がフリーズしたままではパソコンを使用することはできません。
パソコンの熱暴走
熱暴走とは、パソコン内部に熱がこもることで発生する不具合です。具体的には、急に電源が切れる、フリーズする等の不具合が発生します。
パソコン使用時にパソコン内部のCPU等の部品は発熱します。しかし、過度な発熱や、パソコン内部に熱を排出できないことによって熱暴走が起こります。
ウイルスに感染
悪質なウイルスをインストールしてしまった場合、パソコンが正常に作動しなくなり、フリーズに繋がる可能性があります。
ハードディスクの容量不足や不具合
ハードディスクの容量が不足すると、データを読み込むだけでも、ハードディスクに負荷がかかります。処理速度が低下し、フリーズに繋がる可能性があります。
他には、寿命や破損等によってハードディスクに不具合が生じている場合、正常に作動することが出来ず、フリーズに繋がる可能性があります。
Windows updateの不具合
Windows updateが正常に行われていなかった場合、ソフトウェア等に何らかのトラブルが生じてフリーズに繋がる可能性があります。
アプリケーションの不具合
アプリケーションが同時に作動することで、CPUに負荷がかかり、フリーズに繋がる場合があります。他には、アプリケーションに何らかの不具合が生じることで、フリーズに繋がる場合があります。
パソコンがフリーズした時の対処法
強制終了はパソコンに負担がかかるため、パソコンの電源が切れない場合以外はおすすめしません。最新データの保存ができていないと、最後に保存したデータのままになっている可能性が高いです。それらを理解した上で強制終了してください。
下記の手順をそれぞれ説明していきます。
・キーボードが操作できる&原因となるアプリケーションが分かる場合の手順 ・キーボードが操作できる&原因となるアプリケーションが分からない場合の手順 ・キーボードが操作できる&アプリケーション以外が原因の場合の手順①② ・キーボードが操作できない場合の手順 |
キーボードが操作できる&原因となるアプリケーションが分かる場合の手順
1.「Ctrl」+「Alt」+「Del」を同時に押します。
2.「矢印キー」を使用して、「タスクマネージャー」を選択し、「Enter」を押します。
3.「矢印キー」を使用して、終了させたいアプリケーションを選択し、「Enter」を押します。
4.「Alt」+「E」を同時に押して、タスクを終了させます。
これで特定のアプリケーションを終了させることが出来ます。
キーボードが操作できる&原因となるアプリケーションが分からない場合の手順
1.「Ctrl」+「Alt」+「Del」を同時に押します。
2「矢印キー」を使用して、「サインアウト」を選択し、「Enter」を押します。
これで全てのアプリケーションを終了させることが出来ます。
この手順または1つ前の手順で解決する場合は、メモリの容量不足かアプリケーションの不具合が原因の可能性が高いです。フリーズを防ぐ方法も存在するので、本記事の後半部分のパソコンがフリーズしないようにする方法をご覧ください。
キーボードが操作できる&アプリケーション以外が原因の場合の手順①
1.「Windows」+「Ctrl」+「Shift 」+「 B」を同時に押します。グラフィックドライバーの再起動が実行されます。
キーボードが操作できる&アプリケーション以外が原因の場合の手順②
1.「Ctrl」+「Alt」+「Del」を同時に押します。
2.「Tabキー」と「矢印キー」を使用して、右下の「電源」を選択し、「Enter」を押します。
3.「再起動」を選択して「Enter」を押します。
キーボードが操作できない場合の手順
1.パソコン本体の電源ボタンを4秒以上押します。
2.電源が切れたらその後10秒以上放置します。
3.パソコン本体の電源ボタンを押して起動させます。
上記の方法でも電源が切れない場合は、コンセントからケーブルを抜き、バッテリーを取り外して電源が切れるまで放置してください。電源が切れた後もすぐに起動させず、少し時間が経ってから起動させることをおすすめします。
パソコンがフリーズしないようにする方法
フリーズしないようにする主な方法は下記の通りです。それぞれ詳しく説明します。
・メモリの増設を行う ・パソコンに熱がこもらないようにする ・怪しいメールやファイルを開かないようにする ・ディスクのクリーンアップをする ・Windows updateを手動で行う ・使用していないアプリケーションを閉じる |
メモリの増設を行う
機種によりますが、メモリの増設は簡単に行うことができます。
パソコンが苦手な方は修理店に相談してください。約5,000円かかる傾向にあります。一般的にフリーズ等のトラブルを解消するためにはメモリの増設が効果的だと思います。
またメモリの増設を行うことで、複数の作業を同時にサクサクこなせるようになります。特に4GBのメモリを使用している方は、増設を検討することをお勧めします。
パソコンに熱がこもらないようにする
具体的にはパソコンのホコリを取る、冷却グッズを使用する等の方法があります。どちらも100均でグッズを揃えることができます。
熱がこもるとパソコンの寿命を縮まると言われています。対策するに越したことはないでしょう。
パソコン内部のホコリの取り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>自宅で簡単に!パソコンの清掃方法
パソコンが熱暴走する原因と解決方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>パソコンが熱い時は冷やすべき?熱くなる原因と対策・対処法を解説
怪しいメールやファイルを開かないようにする
ウイルスの感染を防ぐ上では、誰から届いたか分からないメール等を開かないことが重要です。
ウイルスに感染するのを防ぐセキュリティソフトも存在しています。しかし、強くおすすめしていません。なぜなら、元々Windows10・Windows11には、ウイルス対策の保護を提供するWindows セキュリティが搭載されているからです。Windows セキュリティに含まれるWindows Defender ウイルス対策というウイルス対策プログラムが活躍してくれます。
基本的な用途で使用する場合には、Windows セキュリティだけで十分だと思います。
ディスクのクリーンアップをする
ディスクのクリーンアップとは、不要なファイルを削除し、ハードディスクの空き容量を増やすことを指します。
手順
1.Windowsのアプリの「Windows管理ツール」を選択し、「ディスククリーンアップ」をクリックします。
2.削除するファイルにチェックを付けて「OK」をクリックします。
Windows updateを手動で行う
基本的に自動で行われるWindows updateですが、稀に自動で行われていないことがあるため、手動で行う必要があります。
手順
1.「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を開きます。
2.「Windows Update」が表示されます。「更新プログラムのチェック」をクリックして、プログラムの更新を始めます。
3.全ての更新が終わると「今すぐ再起動」が表示されるので、クリックして再起動を始めます。
プログラムをインストールし、最新の状態にしておくことは重要です。
詳しい手順については、画像付きで説明しているこちらの記事をご覧ください。
>>【パソコン購入後の初期設定で必須】Windows updateの方法
使用していないアプリケーションを閉じる
複数のアプリケーションを作動させることで処理速度の低下に繋がる場合や、アプリケーションに何らかの不具合が生じる可能性があるため、使用していないアプリケーションは定期的に閉じるようにしましょう。
直ったと思っても頻繁にフリーズする場合
直ったと思っても頻繁にフリーズする場合は、修理店に相談して下さい。
部品の劣化や意外なアプリケーションが原因の可能性がありますが、素人が詳しい原因を特定することは困難です。自己解決しようとしてより問題を複雑にするよりは、修理店に相談した方が簡単に解決すると思います。
しかし、修理するにもお金はかかります。長年使用したパソコンであれば、修理するよりも買い替えを検討した方が良いかも知れません。年々、パソコンの性能は上がっているため、パソコンを買い替えることでサクサク快適に使用できるようになるでしょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
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