はじめに
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
今回は「何年も使っていないパソコンは故障しやすい?」 「何年も使っていないけど電源を入れるにはどうしたらいいの?」
という疑問に答えていきます。ぜひ参考にしてください!
この記事でわかること
- しばらく使ってないPCは故障しやすい?
- パソコンが起動しない原因と対処法
- インターネットに接続したらまずすべきこと
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、高性能の再生パソコンを3万円台から販売しています。
しばらく使っていなかったパソコンは故障しやすい?
結論から言うと、保管方法によっては故障しやすい・故障している可能性が高いです。
パソコンをあまり使わない方や新品パソコンを購入して古いパソコンを放置していた方であれば、1、2年程度放置することもあるのではないでしょうか。
久しぶりに起動しようとしてもなぜか電源が入らないというトラブルはよく聞きます。仮に電源がついても動作が重いとウイルス感染しているのでは?と不安になりますよね。
パソコンの電源がつかない場合については、こちらの記事でも詳しく説明しています。
しばらく使っていないパソコンが起動しない原因と対処法
※1年以上パソコンを放置すると、様々な要因によってトラブルが発生する可能性があるため、今回紹介する対処法では解決しない場合があります。その点だけご了承ください。
そうした場合、修理店に相談するかパソコンを買い替えることをお勧めします。
また、頻繁にパソコンを使用しない方には、高性能と低価格を両立させた再生パソコンをお勧めしています。 詳細については、以下の記事を参考にしてください。
【ケース1】
部品が破損している
パソコン内部の部品が破損することで電源が入らないことがあります。
部品が破損する主な原因は、経年劣化や湿気、ホコリの影響です。
経年劣化を防ぐのは難しいですが、湿気やホコリであれば正しく保管することで少しは防ぐことができます。
パソコンはデリケートなため、保管方法を間違えて起動しなくなった場合、修理店に相談するか買い替える必要があります。
正しい保管方法
湿気やホコリで電源がつかなくならないように正しい保管方法を知る必要があります。
パソコンを長期間使用しない場合は、ビニール袋にシリカゲル(乾燥剤)を入れ、できるだけ空気を抜いた上で段ボール箱に入れ、風通りの良い冷暗所に置いておくと良いでしょう。
窓際・日光が直接当たる場所・ホコリっぽい場所で保管するのは避けましょう。故障に繋がります。
【ケース2】
マザーボードの電池が切れている
マザーボードの電池が切れたことで電源が入らない(特にOSが起動しない)ことがあります。
マザーボードとは、パソコンを使用する上で重要な電子回路基板です。具体的には、CPU・メモリ等を搭載しています。
マザーボードの電池が切れる主な原因は、劣化や寿命です。
パソコンを使用していなくても、完全に放電してしまい劣化することがあります。
マザーボードの電池が切れてしまった場合は、電池を交換する必要があります。
マザーボードの電池交換方法
- 電源を切る
電源が入ったままだと、感電や部品の破損などの危険性があります。 - ケースを取り外す
- 電池を交換する
電池の型番を確認し、正しい規格の電池を使うようにしましょう
※マザーボードの電池の交換はパソコンの分解が必要となりますので、不安な方は専門店に依頼することをお勧めします。
【ケース3】
メモリーの障害
メモリーの故障によって電源がつかなくなる場合があります。
メモリーは「RAM」とも呼ばれ、データの一時的な保管場所として機能します。 この部品が故障するとパソコンが正常に動作することができなくなり、パソコンを起動することができなくなります。
メモリーが故障している場合、電源ボタンを押した際にパソコンからビープ音が鳴ったり、電源ランプが点滅することがあります。
これらのような症状が見られる場合、メモリーの交換が必要となります。
メモリーの交換方法
- 電源を切る
- ケースを取り外す
- メモリーを交換する
PCによってはメモリーの交換に複雑な分解が必要であったり、そもそも交換が不可能である場合があります。
必ずメモリーを交換する前にメモリーが交換可能か、どの規格かを確認するようにしましょう。
※メモリーの交換はパソコンの分解が必要となりますので、不安な方は専門店に依頼することをお勧めします。
【ケース4】
充電が無くなっている
充電が無くなったことで電源が入らないことがあります。
充電が無くなっても、ACアダプターに接続しておくことでパソコンは使用できます。しかし、ACアダプターに接続できる範囲内でしか使用できなくなるためやや不便と言えます。
充電することでそのまま使用できる場合と充電しても使用できない場合があります。
後者の場合は、バッテリーが劣化しており、役割を果たせなくなっています。
充電することでそのまま使用できる場合
これはバッテリー自体は正常であるが、充電がない可能性が高いです。
ACアダプター等の周辺機器を繋いで充電することで、再度使用できるようになります。
充電しても使用できない場合
この場合、バッテリー自体が故障している可能性が高いです。
パソコンの電源が入っていなくても、バッテリーは少しずつ放電しています。バッテリーによっては、過放電を防ぐために保護機能が働き、バッテリーとしての役割を果たさなくなることがあります。
バッテリーが故障している場合、PCのバッテリーを取り外し、10分程度放置したのち再度充電することで回復することがあります。
もしこの方法でも治らない場合はバッテリーの交換が必要となります。
インターネットに接続したらまずすべきこと
電源がついた場合でも、すぐにインターネットに接続し、ブラウザを立ち上げて利用することはお勧めしません。
下記の2点を確認した上で利用するようにしましょう。
どのバージョンを使用しているか
現在はWindows 10が主流でWindows11への移行段階です。
※Windows 7、Windows 8.1のサポートは既に終了しています。
Windowsのサポートが対応していないと次に説明するWindows Updateを実行することができません。
使用しているWindowsのバージョンを調べる手順
- 「スタート」から「設定」を開き、「システム」をクリックします。
- 「詳細情報」をクリックします。
- 「Windowsの仕様」に記載されています。以下ではWindows10のパソコンということが分かります。
Windows Updateは済んでいるか
長い間パソコンを使用していなかった場合、Windows Updateが滞っている可能性があります。
Windows Updateとは、インターネットを使って、パソコンのソフトウェアを最新版にすることです。パソコン購入後に追加された機能や改善されたプログラム、最新のセキュリティをダウンロードおよびインストールすることによって、使えるようにします。
Windows Updateを実行していないとセキュリティ面で不安が残るため、インターネットに接続してブラウザを立ち上げて利用しない方が良いでしょう。
インターネット環境や使用していなかった期間によりますが、時間がかかることが想定されます。Windows uptateを行った上でブラウザを立ち上げて利用しましょう。
Windows Updateを行う手順
- 「スタート」から「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」を開きます。
- 「Windows Update」が表示されます。「更新プログラムのチェック」をクリックして、プログラムの更新を始めます。
- 全ての更新が終わると「今すぐ再起動」が表示されるので、クリックして再起動を始めます。
このように「最新の状態です」が表示されていれば、Windows Updateは完了です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
パソコンは放置することで湿気やホコリで経年劣化が進み、故障しやすくなる傾向があります。
パソコンを長く使うためにも、定期的に電源を入れ、Windows Updateを実行するようにしましょう。
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