【パソコンの故障かも】電源がつかない時のよくある原因と対処法

【パソコンの故障かも】電源がつかない時のよくある原因と対処法

「パソコンの電源が入らない時の原因と対処法は?」という疑問に答えていきます。

この記事で分かること

・電源が入らない時に確認すべきこと
・電源が入らない原因
・電源が入らない時の対処法

最後までご覧ください。

電源はつくが起動しても画面が真っ暗な状態については、こちらの記事で詳しく説明しています。
>>パソコンを起動したら真っ暗な画面で停止!黒い画面の原因と対処法

執筆者情報

この記事はPC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、Core i3やCore i5のCPUで、SSD搭載済み、メモリ8GBの再生パソコンを29,800円から販売しています。15日間の返金返品保証、1年間の保証も付いているので、是非ご検討ください!

 

 

 

 

はじめに

しっかりとシャットダウンできていますか?シャットダウンせずに、本体の電源ボタンを押して電源を消している方も中にはいます。

CPU等の部品に負担をかける&データが紛失する可能性があるため避けた方が良いでしょう。

 

電源が入らない時に確認すべきこと

主に下記の通りです。それぞれ詳しく説明します。

・電源ケーブル等の周辺コードが抜けていないか
・ワット数の異なるACアダプターを使っていないか

 

電源ケーブル等の周辺コードが抜けていないか

電源ケーブル等の周辺コードが抜けていると電力供給されません。

いつの間にか抜けていたということもあるので、パソコンに電源ケーブルが接続されているか、そして電源ケーブル等の周辺コードが最終的にコンセントに接続されているかを確認してください。

また、繋がっているのに・さっきまで繋がっていたのに急に電力供給されなくなった場合は、ACアダプターが断線している可能性があります。

断線している場合はACアダプターを買い替える必要があるのですが、買い替える前にACアダプターのコードを挿し直して再度パソコンに接続してみて下さい。実はACアダプターは断線しておらず、絡まり等の何らかの不具合が原因だったということもあります。

 

ワット数の異なるACアダプターを使っていないか

同じメーカーのACアダプターで、コネクタの形状が同じでも、ワット数の違うACアダプターを使用すると充電できていないことがあります。具体的には、65WのACアダプターを使うべきところ、45WのACアダプターを使ってしまっていて充電できていなかった、ということがあります。

使用しているACアダプターのワット数が合っているか確認してください。

 

ちなみに、機種によって異なりますが、パソコンが通電しているかどうかは電源ランプを見て判断することができます。

判断の仕方

機種によって異なるため、ここでは一例を紹介します。

・青色に点灯している場合は電源が入っている、青色に点滅している場合はスリープ状態

・オレンジ色に点灯している場合はバッテリーの容量が少ない、またはバッテリー充電中、オレンジ色に点滅している場合はバッテリーの容量が残りわずか、またはバッテリーのエラー

・消灯している場合は電源が切れている、または休止状態、あるいはACアダプタが接続されていない、またはバッテリ充電完了

 

電源が入らない原因

主に下記の通りです。それぞれ詳しく説明します。

 ・メモリが抜けている
・部品が故障している
・帯電している
・パソコン内部にホコリが溜まっている
・ウイルスに感染している

 

メモリが抜けている

メモリが抜けることで、電源が入らないことがあります。
そもそもメモリは、CPUで処理するデータを一時保管するための存在です。

特に、メモリの増設が行われたパソコンを使用している方が陥りやすい原因だと言えます。何らかの衝撃によって、意図せずメモリは抜けてしまうことがあります。しかし、思いもよらない原因のため、見落としている方が多い傾向にあります。

 

部品が故障している

電源ユニット・マザーボード・ハードディスク等の故障によって、電源が入らないことがあります。

 

帯電している

帯電することによって、電源が入らないことがあります。

そもそも帯電とは、パソコンに不要な電気が溜まり、正常に動作しなくなることです。長時間パソコンを使用することで起こる可能性があります。

 

パソコン内部にホコリが溜まっている

パソコン内部のホコリによって、電源が入らないことがあります。
パソコンは精密機器なので、ホコリっぽい環境で使用すると内部の部品にホコリが詰まり、動作不良等のトラブルが生じる可能性が高いです。

ちなみに、ホコリっぽい環境以外にも室温が高い環境で使用すると、動作不良等のトラブルが生じる可能性が高いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>パソコンが熱い時は冷やすべき?熱くなる原因と対策・対処法を解説

 

ウイルスに感染している

ウイルスに感染することによって、電源が入らないことがあります。

ウイルスに感染してからでは取り返しがつかない傾向にあるため、感染後に対策をするよりも、感染前に対策をする必要があります。

具体的な感染前の対策は、怪しいメールやサイト等を開かないことです。

 

電源が入らない時の対処法

主に下記の通りです。それぞれ詳しく説明します。

・メモリが抜けている場合
・部品が故障している場合
・パソコン内部にホコリが溜まっている場合
・ウイルスに感染している場合

 

メモリが抜けている場合

メモリを奥まで差し込む必要があります。

機種によっては、メモリを自力で差し込むのは困難な場合があります。
不安な方は修理店に相談してください。

手順を説明しますが、電源ケーブルを抜いて、バッテリーを外した状態で行ってください。
メモリは、パソコンの裏側(赤枠)の部分にあります。
ドライバーでねじを取って外します。

メモリがしっかりと差し込まれていない状態は、以下の通りです。

差し込まれていないことが分かるポイント①

【左の赤枠部分】
端子と呼ばれる黄色の部分が見えています。奥まで差し込まれている状態だと、端子は見えません。

差し込まれていないことが分かるポイント②

【右下の赤枠部分】
メモリ基盤が銀色のコネクタの上にあります。奥まで差し込まれている状態だと、メモリ基盤はコネクタの上にあり、カチッとはまっています。

 

そこで、以下のように差し込みます。

コツは、横ではなく、斜め上からメモリを差し込むことです。

以下が正常です。
メモリが奥まで差し込まれています。

 

部品が故障している場合

自己解決が難しいため、基本的に修理に出す必要があります。

異音等がない限り、どの部品が故障しているかは、判断が難しいです。

異音に関しては、こちらの記事をご覧ください。聞こえる異音ごとの原因と対処法を解説しています。
>>パソコンのファンから?「カタカタ」「ピー」等の異音の原因と解決策

 

帯電している場合

パソコン内部に溜まった不要な電気を放出する必要があります。これを放電と言います。

放電する手順

1.電源が入らないことを確認して、電源ケーブル等の全ての周辺機器を外します。

2.数分間放置します。

3.電源ケーブルやバッテリー、マウス等の最小限の周辺機器を接続します。

4.再度、電源ボタンを押して電源を入れます。

 

パソコン内部にホコリが溜まっている場合

パソコンを分解しなくても、ある程度のホコリを除去することが出来ます。

清掃方法はこちらの記事に記載してあります。こちらの記事をご覧ください。
>>自宅で簡単に!パソコンの清掃方法

 

ウイルスに感染している場合

自己解決が難しいため、基本的に修理に出す必要があります。

その際、パソコンがインターネットに繋がらないようにしておきましょう。 
インターネットに繋がらないようにすることで、個人情報の流出を防いだり、感染したウイルスが他のウイルスを呼ぶのを防いだりします。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回紹介した方法でも直らない場合、他の原因が考えられるため、修理店に相談しましょう。

PC nextでは、Core i3やCore i5のCPUで、SSD搭載済み、メモリ8GBの再生パソコンを29,800円から販売しています。15日間の返金返品保証、1年間の保証も付いているので、是非ご検討ください!

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