はじめに
こんにちは。今回はパソコン初心者の方に向けて、パソコンの選び方について解説していきます。 パソコンを購入する際、どれくらいの性能が必要なのか、どの価格帯のものを選ぶべきなのかなど、 考えなければならないことが多く悩んでいる方も多いと思います。
本記事では、パソコンの性能の見方や 用途別のおすすめスペックを紹介していきますので是非参考にしてください。
この記事でわかること
- パソコンの選び方
- OSの違い
- パソコンの性能の見方
- 用途・目的に合わせたおすすめスペック
執筆者情報
この記事は関西電力グループ PC next運営担当が執筆しています。
PC nextでは、高性能の再生パソコンを4万円台から販売しています。
初心者におすすめのスペック
一般的な用途の場合、以下のスペック以上であれば特に問題はありません。
CPU | intel Core i5 |
メモリ(RAM) | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
ディスプレイ | フルHD以上 |
少なくとも表のスペックを満たしていれば、以下の作業は快適に行うことができます。
- インターネット(Youtube、NetFlix等の動画サイトも含む)
- Office等の軽作業
- インターネットと軽作業の同時作業
- Amazon等のインターネットショッピング
- カメラで撮った写真や動画の保存
- オンライン授業
- リモートワーク(Zoon等のオンライン会議含む)
記事後半では、パソコンを選ぶ際の注意点や性能の比較についてさらに詳しく解説していきます。
OSの違い
「OS(Operathing System: オペレーティングシステム)」とは、コンピュータ全体のシステムを管理するためのソフトウェアです。 最もポピュラーなのはWindowsですが、近年ではMac OSやChrome OSの人気も上昇しています。
Windows (Microsoft)
世界で最も一般的に利用されているOSがMicrosoftの「Windows」です。
多種多様なハードウェアに対応しており、豊富なアプリケーションが利用可能です。
ソフトウェアによっては、Windowsにしか対応していないものもあるので、特に大学生やビジネスで使用する方にもおすすめです。
また、一般に広く利用されているので困ったときに相談できる相手がたくさんいることもメリットです。
Mac OS (Apple)
「Mac OS」は主にApple製品のPCに搭載されているOSで、ユーザーに優しい安定性が特徴です。
Mac OSでは、デザインや映像編集、音楽制作のようなクリエイティブな作業を行うアプリケーションが豊富で、 プロのデザイナーやYoutuberにも人気なOSとなっています。
また、iPhoneやAirPodsのような他のApple製品との連携が豊富で非常に便利なことも特徴です。
Chrome OS (Google)
「Chrome OS」はGooleが開発した軽量なOSであり、クラウドサービスに特化しています。
Googleのクラウドサービス(Google Drive, Docs, Sheetsなど)と深い統合がされており、主にChromebookと呼ばれる製品に搭載されています。
使えるのはGoogleが提供するサービスのみですが、パソコン初心者の方で高度な機能は不要な方におすすめです。
ノートパソコンの選び方
ここでは、ノートパソコンを選ぶ際に着目すべき点について解説していきます。
パソコンは高価格で長く利用する場合が多いため、失敗しないためにも注意して適切なPCを選びましょう。
画面サイズから
画面のサイズは、用途に応じて選択するといいでしょう。基本的に、画面サイズが大きいものは重量も大きくなってしまいます。 特に画面に対するこだわりがなければ、小さいサイズを選びましょう。
以下に画面サイズの目安をまとめました。ぜひ参考にしてください。
画面 サイズ |
こんな人におすすめ | 重量 |
---|---|---|
10~12 インチ |
とにかく小さいものがいい人 | 0.8~1.2kg |
13~14 インチ |
ある程度の大きさは欲しいが、外にも持っていきたい人 | 1.5~2.4kg |
15~17 インチ |
主に家で使うため、大きいものがいい | 1.5~2.4kg |
解像度
ディスプレイでは、ドットと呼ばれる小さな点の集まりによって映像を映しています。 解像度はそのドットの数であり、解像度が高いほどより繊細な表現ができます。
例えば、1920×1080ドットでは横方向に1920個のドット、縦方向に1080個のドットが並んでいます。
以下に一般的な名称と解像度をまとめました。
名称 | 解像度 |
---|---|
4K | 3840 x 2160ドット |
WQHD | 2560 x 1440ドット |
フルHD | 1920 x 1080ドット |
HD | 1366 x 768ドット |
フルHD以上の画質であれば、動画視聴や一般的な作業においては特に問題ありません。
もし画像編集やゲームを行いたい場合は、解像度の高いものを選ぶと良いでしょう。
CPU
CPUはパソコンの「頭脳」で、パソコンの性能を決定する重要なパーツです。有名なCPUメーカーにはIntelとAMDがあります。
PCを選ぶ際も、まずはCPUの性能を確認しましょう。intel製もCPUであれば、最低でもCore i3以上のものを選ぶようにすると問題なく使用できます。
Intel製のCPUの大まかな性能は以下のようになっています。基本的に上位モデル数字が大きいものを選ぶと失敗しません。
上位モデル | Core i3, i5, i7, i9 |
下位モデル | Celelon, Atom |
メモリ
メモリは「RAM」とも呼ばれ、データの一時的な保管場所として機能します。
メモリは「作業をするための机の広さ」と例えられ、メモリの容量が大きいほど作業効率が増します。
メモリ容量が大きければ、複数のアプリを同時に開いても重くならずに作業することが可能です。
基本的には8GB以上のものを選び、画像編集や動画編集を行う場合は16GB、32GB以上のPCを選びましょう。
ストレージ
ストレージはPC内で使うデータを保存しておくパーツです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類がありますが、特に理由がない限りはSSD搭載のPCを選ぶようにしましょう。 SSDはHDDに比べてデータへのアクセスが高速であるため、パソコンの起動や普段の動作が高速になります。
ただし、SSDはHDDと比べて高価で容量が少なくなります。もし大容量のデータを保存したい場合は、メインのSSDの他に HDDを追加で増設することができるPCを購入するようにしましょう。
GPU
GPUは「グラフィックボード」、「グラボ」とも呼ばれ、映像の処理を行う専門のパーツです。
ゲームや映像編集など、映像の動きが重要となる作業をする場合、CPUと同等に大切なパーツとなります。
GPUの性能は映像のなめらかさを大幅に左右します。
バッテリー
外に持ち運ぶ場合、バッテリーの駆動時間は確認しておくようにしましょう。
一般的に、バッテリー駆動時間が8時間以上であればストレスなく使用することができます。
その他の搭載機能
パソコンを購入する場合、使用用途に合わせて搭載機能を確認しておくことをおすすめします。
特にテンキー、ウェブカメラ、マイク、光学ドライブについては確認しておくようにしましょう。
用途・目的別おすすめパソコン
これまでの情報を踏まえたうえで、用途・目的別におすすめのPCスペックを紹介します。 あなたの使用目的に応じてスペックを吟味し、後悔しないPCを選択しましょう。
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インターネットサーフィンや動画鑑賞、年に数回文書を作成する程度の用途であれば、高性能なPCでなくても十分快適に使用できます。 そのため、出来るだけ安いモデルを選択しても特に問題ありません。
もし性能に不安がある方は、中古・再生PCも選択肢に入れても良いでしょう。 特に、再生ノートパソコンでは中古の値段で最新の性能を備えたPCを使用することができます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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大学生
大学生の場合、毎日PCを持ち歩くことになるので、出来るだけ軽量のPCを選ぶようにしましょう。
1kg前後で画面のサイズは13インチ程度のPCを選択すると便利です。また、Zoomなどのリモート授業にも対応できるように、カメラやマイク付きのPCにしておきましょう。
理系の方はプログラミング等の高度な操作をする可能性があるため、最低でもメモリが8GBでCPUがCore i5以上の性能のPCを選ぶと良いでしょう。
CPU | Core i3以上 (プログラミング等をする場合はCore i5以上) |
メモリ | 8GB~16GB |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
重量 | 0.9~1.4kg |
その他 | Webカメラ、マイク付き |
ビジネスシーン
ビジネスシーンでの活用を想定しているのであれば、Officeソフトが導入されているものを選びましょう。
Officeソフトは、Microsoftが提供するWordやExcelなどのソフトウェアのことです。 Officeソフトは単体で購入する場合、1万円以上と非常に高価となっており、当然Office付きノートパソコンも比較的高価なものとなっています。
Microsoft Officeと互換性のあるWPS Officeであれば、比較的安価でOfficeソフトを使用することができます。 Microsoft Officeにこだわらない方はこちらも検討してみると良いでしょう。
WPS Officeについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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ゲーム
ゲーム目的でPCの購入を検討している場合、高性能なPCが必要となります。
ゲームをする場合、GPUが必要となります。目安としては、軽めのゲームでGTX 1050程度、本格的なゲームをする場合はRTX 2060程度のGPUを選択しましょう。
また、ゲームの没入感や体験は映像のなめらかさに大きく影響します。モニターの性能をよく確認し、最低でもリフレッシュレートが60Hz以上のものを選びましょう。
ゲームによって要求スペックは異なるので購入する際には注意が必要ですが、最低限以下のスペックを満たしておくようにしましょう。
CPU | Core i5以上 |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
GPU | GTX 1050以上 |
リフレッシュレート | 60Hz以上 |
ゲーミングPCの選び方については、以下の記事も参考にしてください。
動画編集
動画編集を行う場合、できるだけメモリやモニターの性能が良いものを選びましょう。
細かい色合いを表現することができる有機ELのディスプレイやGPU搭載のPCを選択することでより快適に動画編集を行うことができます。
また、動画編集のプロでもあるYoutuberの間では、Macbook ProなどのApple製品のPCが人気のようです。
まとめ
今回は、初心者の方に向けてパソコンの選び方について解説しました。 あなたの用途に合わせて、適切なPCを選ぶようにしましょう。
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